■危ない会社の見分け方 与信管理の基礎■
企業の概要を端的に示している商業登記簿の読み方をレクチャーしながら、与信管理術を伝授します。なぜ与信管理が必要なのか、いかにして危ない会社を見破るかを、ドラマを通して簡単に学ぶことができます。
〔あらすじ〕
玩具販売会社トイ・ドリームに勤務する梶山康介は、がんばっているものの、売上ゼロ。なんとかユーザーを獲得しようと、展示会で知り合った八尾長太郎が社長を務めるワールド・エグゼクティブジャパンと取引を開始する。しかし、そこには落とし穴が……。
■危ない会社の見分け方 倒産の兆候を見抜く■
決算書などの数値による定量分析。経営者の人物や商品の市場性など数値には表れにくい情報による定性分析。両方の分析手法で取引先の実態を多角的な視点で把握するノウハウを解説します。
〔あらすじ〕
梶山康介は、長年取引のある楽々堂が経営危機に陥っているという噂を耳にする。積極的な出店姿勢を目にしてにわかには信じられないが、取引を進めるべきか判断に悩む梶山。そこで、さまざまな角度から楽々堂の経営状態を分析してみると……。
■危ない会社の見分け方 倒産と債権回収■
実際に取引先が倒産した際の債権の回収に着目。債権保全の大前提となる契約書を結ぶポイントと債権保全の具体的な方法を解説します。
〔あらすじ〕
数々の修羅場を潜り抜けてきたトイ・ドリームの梶山康介は、与信管理意識が高い中堅社員に成長。ある日、取引先の支払いが遅れていることを知り、納品した商品を引き揚げるべく倉庫に駆けつける。しかし、債権を回収できないというミスを犯してしまった……。